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【東京版】知らないと損!プログラミングスクールの教科書

【東京版】知らないと損!プログラミングスクールの教科書

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【東京版】知らないと損!プログラミングスクールの教科書

本記事は東京都でプログラミングスクールの選び方に迷っている社会人、就活中の学生が、自分の条件に合うプログラミングスクールを自力で探せるようになる事を目的に解説しています。私は東京のIT会社で社長をしています。日々プログラミングの大切さ、人材の需要が高まっている事を切実に感じます。皆さんもプログラミングが社会で必要とされてきていると感じ学ぼうと思ったのではないでしょうか?しかしプログラミングスクールは高額なだけにしっかりとしたスクール選びが必要になります。ぜひ参考にしてみてください。

<本記事を読んでわかること>

  • 東京のプログラミングスクールの様々な種類
  • 転職保障、給付金制度について
  • 初心者のよくある疑問を解決
  • 東京のおすすめプログラミングスクール

 

この記事を書いた人

津田 徹(つだ とおる)

アクロスロード株式会社 代表取締役
津田 徹(つだ とおる)
世界のGiversを目指し、”日本で1番エンジニアを育成できる会社”を掲げて日々試行錯誤しています。成したエンジニアをグローバルに展開して、世界の課題をITを活かして解決したいと考えています。2021年3月「理解できればビジネスが10倍加速する! SEのトリセツ」を出版。プロフィール詳細はこちら

 

【Step1】初心者向け東京都のプログラミングスクールの選び方

東京都のプログラミングスクールを探す時に初心者の皆さんは、数の多さ、コースの豊富さに悩んでいると思います。様々なプログラミングスクールの特徴や種類を把握する事で自分に合った選び方ができるようになります。

プログラミング言語を選択する

一か所のプログラミングスクールで全ての言語が学べるわけではありません。まだ学びたい言語を見つけられていない方はプログラミングを何に役立てていきたいか考えてみると決まりやすいです。初心者におすすめの言語を3つ紹介し、各言語の特徴やどんな分野で活用される言語なのかを解説します。

(1)Python  コードや文法がシンプルでわかりやすく初心者が学びやすいのが特徴です。Webアプリケーション、AI開発、機械学習など様々のものが開発できる非常に汎用性の高い言語です。YouTubeやInstagramもPythonで開発されています。ライブラリというコードがまとめられている物がたくさんあるので自分一人で何か作り上げたいという方にはお勧めできる言語です。しかし国内ではまだ、あまり主流ではありません。

(2)Java  他の言語より複雑で、初心者は習得まで時間がかかるのが特徴です。しかしエンジニアの求人が他の言語より多く、スキル習得が仕事に直結しやすいです。Javaはセキュリティー性が高く情報処理能力が高いので大規模なシステム作りに向いていて多くの企業で使われています。就職や転職を目指している方におすすめの言語です。

(3)Ruby コードが非常にシンプルで難易度が低く初心者でも学びやすい 言語です。日本人により開発されたプログラミング言語のため日本語の解説記事や本がたくさんあり独学でも進めやすくなっています。ショッピングサイトの構築など簡単なプログラミングに使われることが多いです。しかし汎用性が低くWebアプリケーションの分野だけという認識が普及しています。

自分の受講スタイルを選択する

東京のプログラミングスクールには4つの種類の授業の受け方があります。仕事との両立を考えている方もいるでしょう。自身の生活環境や性格など考えて最後まで受けきれる物を選ぶことが大事です。

(1)対面式授業
おすすめ:独学での挫折経験がある人 、対応するパソコンを持っていない人
メリット:問題を質問しやすい、通う習慣がつけば身が入りやすい
デメリット:日程調整が難しい、通学時間がかかる

(2)オンライン式授業
おすすめ:自宅学習が得意な人、決まった時間の確保が難しい人
メリット:対面式授業より費用が安い、通学時間がかからない、授業時間が24時近くの所もある
デメリット:モチベーション維持が難しい、質問をすぐに解決できない

(3)マンツーマン授業(1対1)
おすすめ:効率よく学習したい人、学習に苦手意識がある人 、独学での挫折経験がある人
メリット:質問がすぐできる、自分だけの進度とカリキュラム、挫折しずらい
デメリット:費用が高額

(4)オンデマンド式授業
おすすめ:時間の確保が難しい人、意欲があり早く習得し終えたい人
メリット:自分のペースで進められる、場所を選ばない、すき間時間を活用できる
デメリット:質問の回答に時間がかかる、学習意欲や集中力の維持が難しい

プログラミングスクールに通う目的別で探してみる

転職に有利、ゲーム開発のコースがあるなど、スクールによって様々な特色があります。自身の目的を考え特色が一致するプログラミングスクールを選ぶのも一つの方法。

(1)就職、転職が目的なら
転職支援を掲げているスクールに行ってみたり、汎用性の高い言語を学ぶと需要が生まれ就職しやすくなります。希望する企業が決まっている場合はその企業がどの分野の開発案件を主に扱っているか調べて自分も同じ分野を勉強してみてもいいでしょう。

(2)趣味が目的なら
趣味で学びたい場合は意欲が元々あるのでオンラインスクールを探してみるのもいいと思います。ゲーム開発が得意なスクールだったり様々なコースがあるので探してみましょう。ゲーム開発など特定の分野に特化したコースもあるので学びたい事だけ学ぶことが可能です。

(3)作りたいサービスがあるなら
作りたいサービス内容によって必要なプログラミング言語や技術が変わってくるので、なんのスキルが必要かスクールに申し込む前に自身で下調べすることが大事です。

(4)副業、フリーランスで稼ぎたいなら
Webサービス開発は報酬が高いので自分の得意にすると稼げます。言語も流行が多少ありますがPHPとJavaは案件数が多く廃れることがないので学んでおいて間違いはないです。副業専門のコースを設けているスクールがあるので無料体験に行ってみるのも一つの方法です。

 

【Step2】転職保障、全額返金、給付金制度の仕組みを知ろう!

東京のプログラミングスクールを調べると必ず「転職保障、全額返金、給付金制度」という3つの言葉が出てきます。この言葉は一見とても魅力的ですが、意味を曖昧に理解してしまうと損をしてしまうので解説していきます。

転職保障、全額返金とは

プログラミングスクールの転職保証とは決められたカリキュラムを受講完了すると、プログラミングスクールが転職を保証してくれるという制度です。もし受講完了後に転職先が決まらなかった時は、受講料の一部または全額を受講生に返金してくれます。そして全額返金とは転職先が決まらなかった時に、受講料の全額が返金される事を言います。

転職保障、全額返金の気を付けるポイント

まずここで受講料がなぜ無料になるのか考えみましょう。答えは、転職保障のあるプログラミングスクールは企業と提携していて、受講料の代わりに人材紹介料として受講生の就職先や転職先からからお金を貰うからです。転職保障と書いているプログラミングスクールは転職成功率が90%を超えています。しかし優良と言われる企業は人材紹介サービスを利用せずに、自社で求人すれば経験のあるエンジニアを雇うことができます。90%を超えるのは求人を出しても人が集まらない会社にも紹介しているからです。なので全員が優良企業を紹介される事はないと言い切れるでしょう。例えあなたがブラック企業を紹介されても高額な違約金などが発生して断る事ができない状況が生まれてしまうのです。

給付金制度(東京版)とは

厚生労働省が行っている制度で国民のスキルアップや雇用の安定、就職促進を目的としてします。対象になるのはプログラミング以外にも大型、中型などの免許系の資格・看護師など医療系の資格・英検やTOEICなど語学系の資格が含まれています。東京のプログラミングスクールに適用できる教育訓練給付金には下記の3種類があります。

  • 一般教育訓練給付金 受講料の20%(上限10万円)を受け取れる
  • 特定一般教育訓練給付金 受講料の40%(上限20万円)を受け取れる
  • 専門実践教育訓練給付金 受講料の70%(最大56万円)を受け取れる

給付金制度(東京版)の気を付けるポイント

全ての東京のプログラミングスクールで給付金制度を利用できるわけではありません。厚生労働省が認可したカリキュラムを使用しているスクールにのみ適用されます。給付金制度を利用するには3つとも条件があります。条件とは、給付金は受講開始日現在で雇用保険の被保険者であった期間が3年以上あること。退職している場合は退職日の翌日から数え1年以内に受講を始めなければいけない2点です。

<対象外の方>

  • 離職して1年以上経過している
  • 雇用保険の加入期間が1年未満(専門実践教育給付金の場合は2年)
  • 前回の教育給付金から雇用保険の加入期間が3年未満

 

【Step3】プログラミングスクールのよくある疑問に解答

独学で学べるのか?

皆さんがプログラミングスクールについて調べていくと、通うのに否定的な意見が多く書かれていて不安になった方もいるのではないでしょうか?プログラミングスクールに通わず独学で習得可能なのか解説していきます。

<否定的に言われる理由>

  • プログラミングは参考書を買えば、独学でお金をかけずに学べるから
  • 違約金、転職保障の金銭トラブルがあり、受講料も高いから
  • プログラミングスクールに通っても続かずやめてしまうから

プログラミングは挫折率が80%を超えるといわれています。1番の原因はわからない問題が出た時に自己解決できないから です。プログラミングは何通りもの答えがあります。自分の求めている解答がGoogleで検索して出てくる訳でもありません。仕組みを理解していないと習得が出来ないのです。エラーが連続しモチベーションが下がることで途中で諦めてしまう 事になります。根気強い人や問題解決が好きな人は独学でも良いと思いますが、プログラミングスクールに通えば問題をすぐに解決でき挫折しづらい環境で学ぶ事ができます。

講師の質が知りたい!

プログラミングスクールを選ぶ時に「講師の質を見よう」と書いてある記事をよく見ます。結論、プログラミングスクールの講師に非常に高いスキルは必要ありません。なぜなら決まったカリキュラムを用いて初心者に教えるからです。受講生の質問に即答でき、講師のテストに合格する実力とスクールの評判を落とすことのないある程度の実力があれば問題ありません。その一方でプログラミングスキルと同様に指導力が求められます 。プログラミングスクールに通う人の中には理解力が高い人、低い人がいます。それぞれに適切に教えることが求められます。しかし一部にはプログラミングを学びたてのバイトや実務経験のない卒業生を雇っているいる所もあるので注意が必要です。

【Step4】IT社長が勧める東京都の優良スクール

WinScool

おすすめポイント:3人の少人数だからこそ個別指導、課題実施、理解度確認を何度も繰り返せる。オンライン授業ではレッスン中は講師が常に目を配り指導、解説、質疑応答のすべてをリアルタイムに直接対応。

授業形式:教室受講、オンライン受講、教室受講×オンライン受講、マンツーマン可

  • 開校時間:9:20~21:00

  • 学べる言語:Java/Python/Ruby/PHP/JavaScript/C#/C言語含めた18種類

  • 教室場所(東京都):新宿校、渋谷校、池袋校、銀座校、秋葉原校、北千住校、町田校、立川校

  • 給付金制度:一般教育訓練給付金 特定一般教育訓練給付金が利用可

  • 料金:16万円~

KENSCHOOL

おすすめポイント:全ての授業がマンツーマン!好きな時間帯、好きな校舎で選べるので仕事、学校との両立がしやすい。

授業形式:教室受講

  • 開校時間:月~金10:00~13:00 / 14:00~19:00

  • 学べる言語:Java/C言語/PHP/JavaScript/Android/データベース/VBA/VB

  • 教室場所(東京都):新宿校、銀座校、池袋校

  • 給付金制度:一般教育訓練給付金が利用可

  • 料金:13万円~

Aidemy

おすすめポイント:オンデマンドですが進度に遅れがあるとオンラインカウンセリングやチャットでこまめに声を掛けてくれます。

授業形式:オンデマンド受講

  • 開校時間:24時間受講可能

  • 学べる言語:Python

  • 教室場所(東京都):×

  • 給付金制度:専門実践教育訓練給付金が利用可

  • 料金:33万円~

 

まとめ

プログラミングスクールの様々な情報を解説してきました。今までのポイントを下記にまとめます。

<本記事のポイント>

  • プログラミングスクールは言語、受講スタイル、目的を決めて探す
  • 転職保障という言葉には注意が必要
  • プログラミングを独学でやり切れる確率は低い

東京のプログラミングスクールは数が多くコースの種類も多様で選びきるのがとても難しいです。再度迷ったら本記事を見返してみてください。皆さんのプログラミングスクールを探す時の助けになれたら幸いです。

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アクロスロードでは年齢や性別、職歴などを問わず「経験はないが意欲はある」という方に活躍のチャンスを提供しています。「いつでも」「どこでも」「ゼロから」IT人材になれる仕組み作りに日々奮闘しています。全くの未経験でもシステム開発・運用の現場で活躍できるようにアクロスロードのトレーニングプログラムは作られています。入社後3ヶ月間は業務を行わず研修に集中でき、トレーニングリーダーやレビュアーが評価やアドバイスをきちんと行いますので高い学習効果を得られます。

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