- アクロスロード株式会社 代表取締役
- 津田 徹(つだ とおる)
- 世界のGiversを目指し、”日本で1番エンジニアを育成できる会社”を掲げて日々試行錯誤しています。成したエンジニアをグローバルに展開して、世界の課題をITを活かして解決したいと考えています。2021年3月「理解できればビジネスが10倍加速する! SEのトリセツ」を出版。プロフィール詳細はこちら
プログラマカレッジ卒業生の森川さんに体験談をお伺いしました!
更新日: 公開日:
この記事では、完全無料でプログラミングを学べる就職支援サポート付きのプログラミングスクール『プログラマカレッジ』の卒業生・森川さんにインタビュー!
プログラマカレッジ受講までの経緯や、実際に経験した研修の内容、学習環境、就職支援などに関する感想・体験談を詳しく伺いました。
リアルな評判・口コミが気になるという方は必読です!
この記事を書いた人
インタビューに協力して頂いた、プログラマカレッジ卒業生の森川さん
目次
- 1.美容サロン → カフェ店員 → ITエンジニアへ。一緒に作業に取り組む仲間がいるプログラマカレッジに魅力を感じ入校しました。
- 2.”いつでも辞められる”という状況の中で、どれだけ先輩に質問できるかが卒業のカギでした。
- 3.文化祭のようで楽しかった研修を通し、就職先は仕事内容ではなく人で判断して決めたいと改めて実感しました。
- 4.プログラマカレッジ(programmercollege)|完全無料でプログラミングを学べる就職支援サポート付きのプログラミングスクール
美容サロン → カフェ店員 → ITエンジニアへ。一緒に作業に取り組む仲間がいるプログラマカレッジに魅力を感じ入校しました。
ーー本日はありがとうございます。まずはじめに、プログラマカレッジに通う前の経歴を教えてください。
商業系の高校を卒業したあと、美容スクールに通ってからまつ毛エクステのサロンへ就職しました。
サロンは2~3年勤務していたのですが、途中からまつ毛エクステの施術に美容師免許が必要になってしまい、施術ができなくなってしまったため、キャリアチェンジを検討し始めました。
これからどうしようかなと思った時に、「海外生活してみたいな。でも若い頃しかできないから行っちゃおう!」と思って、退職する1年前くらいからお金を貯めてオーストラリアへワーキングホリデーに行きました。
オーストラリアには2年間滞在し、滞在中は英語の勉強をしながら寿司屋で働いていました。
帰国後は、英語を忘れたくなかったので英語に触れる機会の多い職場で働きたいなと思い仕事探しをスタート。
もともとカフェで働いてみたかったということもあり、自宅からも近かった羽田空港内の某カフェへ契約社員として就職しました。
ーープログラミングやIT業界に興味を持つきっかけは何だったのでしょうか。
プログラミングを学ぼうと思うようになったきっかけは2回あります。
1回目は、まつ毛エクステのサロンで働いていた時です。
私が勤務していたサロンでは、大手のサロン検索・予約サイトを利用していたのですが、30分ごとでしか予約を取ることができない仕様となっており、施術時間を細かく区切って予約をつめて回転率をあげたい店舗としては予約管理時間が合っていませんでした。
1日に中途半端な空き時間が多く発生してしまうとサロンの売上にも影響してしまうので、店舗の運営方針に合った予約管理機能を備えた予約サイトを自分で作れたらいいなと思ったのが1回目です。
ただこの時は、本格的にプログラミングを学ぼうとはならず、以前から興味があった海外生活にチャレンジすることにしました。
2回目は、羽田空港内のカフェで働いていた時です。
手荷物検査のゲート内にある店舗だったので、スタッフも毎日ゲートを通過してから出退勤していましたし、コーヒーマシンが壊れたときなどは、工具や新しいマシンの部品を逐一ゲートを通して店舗まで運び入れたりしていました。
”ゲート内にある”という影響で、店舗のマシンやシステムは少し古い状態のものも多く、毎月の棚卸作業もスタッフ全員で残業して手で在庫を数えたりしていました。
そういった面倒な手作業を毎月やるなら、「売上データや仕入れデータの管理ができるような作業効率化のシステムを、ゲートの中で作っちゃえばいいんじゃないの?」働いている中でそう感じるようになり、プログラミングスクールを探し始めました。
ーープログラマカレッジも、スクール探しをしているうちに見つけたんですね?
そうです。スクールにしてみようと思ったのにもきっかけがあって、「やれるかどうかわからないのにお金をかけるのはちょっと嫌だな」と思ったので、最初はJavaの本を買って自力やってみようと思いました。
ですが、本の通りにやってみても1行も動かなくて、「あ、これ1人じゃ無理だ。先生いないと無理だ。」と思ったので、スクールを探すときも先生がいるスクールを探していました。
プログラミングスクールの中には、動画コンテンツを自習形式で学んでいくような”先生のいないスクール”もあるので、先生がちゃんと講義や質問対応をしてくれるようなスクールを探しました。
あとは、同じスタートラインから出発する仲間が欲しかったので、同じ環境で勉強に励む仲間がいること、それもスクール探しの条件に入れていました。
ーー先生がいるところで、なるべく安く学べるスクールを探していたんですね。
そうです。プログラマカレッジの他にも気になって説明を聞きに行ったスクールはいくつかありますが、どこだったかは忘れてしまいました(笑)
ーー複数のスクールの中からプログラマカレッジを選んだ理由は何だったのでしょうか。
その中でもプログラマカレッジが魅力的だと感じたのは、無料で、先生からの講義も受けられ、同じスタートラインから出発する仲間がいるスクールだということです。
大抵のプログラミングスクールは、1人で好きなタイミングで始められるスクールが多いので、一緒に作業に取り組む仲間がいるスクールはとてもめずらしいなと思いました。
プログラマカレッジしか希望条件に合うスクールがなかったので、プログラマカレッジへ入校しました。
”いつでも辞められる”という状況の中で、どれだけ先輩に質問できるかが卒業のカギでした。
ーープログラマカレッジの研修はいかがでしたか。
研修は1ヶ月目に課題などで知識や基礎的な部分をインプットし、2・3ヶ月目にチーム開発という流れでした。
引用:プログラマカレッジ
ただ、私たちの代(2015年7月生)の場合、夏休みやシルバーウィークなどが研修期間と被っていて、受講の日数がとっても少なかったんですよ。
現在は「夏休みだから受講可能日が数少ないです」といったことはないかもしれないですが、その当時祝日はスクールも休みでした。
その分自宅での学習が多くなってしまって、教室での講義日数は他の時期の方たちよりも少なかったと思います。
それに加え、プログラマカレッジは自主性を重んじているスクール。
講師の方も「現場に出たら分からないことを周りの人に聞いて解決していかなくちゃいけないから、研修を通してその練習をしてほしい」というスタンスで生徒に接していました。
そのため、ある程度自己管理が必要でしたし、「人に聞く」ということを積極的に行わないとカリキュラムを先に進めることができませんでした。
引用:プログラマカレッジ / 学習風景
私の場合、どうしても分からないことは同じカリキュラムを既に経験している先輩に沢山質問して疑問解決していたのですが、はじめて質問するときはとても緊張しました。
そもそもはじめましての人に話しかけるのには勇気が要りますし、こちらが求めている回答やヒントを引き出すためには質問の仕方や伝え方にも気を付けないといけない。
最初は、なんとか先輩たちを自分の席に呼んできて助けてもらうっていうのをやってましたね。
どれだけ先輩に質問できるかが卒業のカギでした。
プログラマカレッジでのそういった経験があったからこそ、「人に聞く」ということはちゃんとできるようになったと思いますし、現場に出る前に質問力を身に付けておけて良かったなと感じます。
ーー「どれだけ質問できるかが卒業のカギだった」とのことですが、卒業前に途中で辞めてしまう人もいたのでしょうか?
結構いましたね。プログラマカレッジは受講料が0円で違約金もかからないので、いつでも辞められてしまうんですよね。
そもそもプログラミングの勉強は脱落していく人が多いですが、お金を払ってない分脱落していく人も多かったのではないかと思います。
しかし逆に言えば、3ヶ月間自分の意思でやり抜いた人たちは、ある程度ブラッシュアップされますし、それを分かっているからこそ企業側も採用してくれるのだと思います。
”いつでも辞められる”という状況の中で3ヶ月間続けられた人はやっぱりすごいと私は思います。
ーーチーム開発はいかがでしたか。
チーム開発は、私を含め7~8人で取り組みました。
リーダーを決めて、実際の開発現場のようにリーダーが朝会を行ったり出退勤報告をしたりといったこともしましたし、設計書もちゃんと自分たちで書いて、開発フェーズごとにテストもしっかり行いました。
プログラマカレッジのチーム開発では、より実務に近い経験もできましたし、何よりも設計や仕様書の作成にも力を入れて取り組むことができたので、その時の経験がエンジニアとして社会に出た今でも役に立っているなと感じます。
エンジニアとして現場に出たときに、実際にプログラミングをする時間は設計書のようなドキュメントを作成する時間の1/10くらいなので、研修でプログラミングだけやったってしょうがないんですよね。
なので、プログラマカレッジでドキュメントの作成にも力をいれて取り組めたことは本当にいい経験だったと思いますし、そこがプログラマカレッジのとても良いところだと思います。
また、実際に就職してからのイメージが付きましたし、企業選定の際も「ここで働いたら…」とイメージしやすかったので、実際の案件や実務とほぼ同じ環境で開発経験できるのは大きなメリットでした。
ーー「オリジナル開発できます!」というキャッチーな売り出し方をしているスクールも多いですが、プログラマカレッジでは「仕様書通りにプロダクトを開発する」ことを重視したチーム開発を経験できるのですね!
そうですね。オリジナル開発のほうがワクワクするのも分かりますが、やはり設計や仕様書の作成ができない人は即戦力ではないと感じます。
プログラミング未経験の方の中には、エンジニアの仕事はプログラミング!みたいなイメージを持たれている方もいるかもしれませんが、もっと大切なことがあるなと実際にエンジニアとして仕事を経験した身として思うことが何度もありましたね。
文化祭のようで楽しかった研修を通し、就職先は仕事内容ではなく人で判断して決めたいと改めて実感しました。
ーー研修後の就職活動はいかがでしたか。
就職活動は3ヶ月間の研修が全部終わった後の4ヶ月目にスタートしたのですが、アルバイトや仕事をしていなかったので、昼間でも面接の日程を詰め込むことができ、約2週間程で終えることができました。
就職活動はプログラマカレッジの営業さんが全面的にサポートしてくれました。
研修中の様子や課題への取り組み方、性格や適性、企業選定の希望条件などをもとに生徒1人1人に合った会社をピックアップして、その会社に営業をかけてくれるという感じでした。
担当の営業さんが対応力のあるとても良い方で、転職エージェントのように細やかなサポートを受けることができました。
履歴書の添削やスキルシート(※)の作成では、どんなことを盛り込めばいいのかといったアドバイスをくれたり、企業とのやり取りや面接の調整などもすべて行ってくれたのでとても助かりました。
(※)スキルシートとは、エンジニアやプログラマー、WebデザイナーといったIT系職種・クリエイター職種で取り交わされる職務経歴書のようなもの。技術力やこれまでの経験を分かりやすく的確に伝えるためのもの。
私のように未経験からエンジニア転職をする場合、スキルシートを作成するのは初めてなので、なんて書いたらいいか分からないし、あれって書いていいのかなって悩んだりしてしまうんですよね。
スキルシートの書き方やどんなことを盛り込めばいいのかは、プログラマカレッジの営業さんの方が詳しいので、手助けしてもらえたことでストレスなく就活準備を進めることができたと思います。
紹介された就職先は、未経験から採用しようと思ってる企業だから母体がしっかりしてる企業ばかりで、実際に何社か面接を受けましたが、面接で会った方たちはみんな良い人でした。
ーー弊社、アクロスロード株式会社を就職先として選んだ理由を教えてください。
担当の営業さんがピックアップしてくれた会社の中にアクロスロードも入っていました。
その中でアクロスロードを就職先として選んだ理由は、将来性を感じたからです。
私は会社を仕事内容では選ばず、人で判断して決めるようにしていて、自分が良いなと思った人についていけば、良い仕事が自動的に入ってくると思っています。
このことはプログラマカレッジに通って改めて実感したことでもあって、夜遅くまでみんなで連絡を取り合って一緒に課題に取り組んだ日々は、文化祭のようでとても楽しい時間でした。
たぶん嫌な人と仕事してたら毎日定時に上がれても苦痛だけど、すごく楽しい人と仕事してたら毎日終電でもたぶん楽しいんだろうなとプログラマカレッジに通いながら見えた気がするんです。
また、津田さんだけが今後国際化していくという話をしていたのも決め手の1つでした。
私は会社を”国”と考えているのですが、日本の企業は海外とやり取りしない、いわゆる鎖国状態の企業が多いと感じます。
プログラマカレッジに通う前にオーストラリアへ行き日本の外から日本を見たことがあるがゆえに、日本だけに固まっている人たちとは仕事をしたくないと思っていました。
そんな中、津田さんだけが外国人も採用していくし、海外とやり取りもしていきたいと言っていたので即決しました。
ーー即決だったんですね!入社してから携わったプロジェクト・業務の中で、プログラマカレッジで学んだことが活きたなと感じることはありましたか。
一番は先輩に聞く能力ですね。
先程、「どれだけ先輩に質問できるかが卒業のカギだった」と言いましたが、それは現場に出てからも同じだなと感じました。
分からないことが出てきた時に周囲に積極的に質問できるかどうかで業務効率が良くも悪くもなるので、プログラマカレッジ受講中に「人に聞く」練習ができたことは大きかったと思います。
人に聞くと言っても、ただ単に「動きません!」「分かりません!」のように適当な質問をしていては、自分が求めている情報を相手から引き出すことはできません。
自分勝手な質問をするのではなく、先輩の時間を極力奪わなくて済むように質問の仕方にも気を配るよう心掛けていたので、質問力だけでなく問題解決力や言語化能力などを鍛える練習にもなりました。
プログラマカレッジで3ヶ月間の研修をやり切れた人は、どこでもやっていけるのではないかと思いますね。
ーーいつでも辞められる状況下で、最後までやり切ったということですもんね。
そうです。あとはSES面談で「設計・仕様書の作成からフェーズごとのテスト実施まで経験しました」と答えられたこともプログラマカレッジで学んでいてよかったと感じたことの1つですね。
引用:プログラマカレッジ
実務経験がない初心者エンジニアは、テスト業務から始めて経験値を積んでいくという手順を踏むことが多いので、SES面談では「設計書とか仕様書は読めますか?」「単体テストをやったことはありますか?どんなものかわかりますか?」ということを聞かれることが多いです。
実際に私もSES面談でそういうことを聞かれたのですが、プログラマカレッジのチーム開発での経験があったことで「(プログラマカレッジで)やりました!」と自信をもって答えることができました。
ーーやはりドキュメントの作成に力をいれているのはプログラマカレッジの強みと言えますね。
ドキュメントに力を入れているからこそ、テストもしっかり経験しておけるんだと思います。
プログラマカレッジのチーム開発では、システムテストを単体から始まって結合までちゃんと段階を踏んで行っていきますから。
3ヶ月間だけプログラミングを勉強したわけですけど、プログラマカレッジで学んだことは基礎の基礎だから、現場に出れば全部使います。
それ以外でさらに何が活きたか?と聞かれると、やはりその2つです。
他のスクールと違うプログラマカレッジの強みは、先輩に聞く能力が身につき、ドキュメントとテストに力を入れて取り組めて、チーム開発も経験できるという3点ですね!
ーー最後に、これからエンジニアを目指してプログラマカレッジに通おうと思っている方にアドバイスをお願いします。
私がプログラマカレッジに通って転職したのは27歳のときです。
女性だと30歳手前で「もう遅いんじゃないかな」って諦めてしまう人もいると思いますが、その年齢でも私は就転職できたので、少しでもやりたいと思ったならやってみてほしいです。「年齢は関係ない」ということを言いたいです。
私が受講していた時は、19歳から29歳までいろんな学歴・職歴を持つ方が一緒に学習に励んでいました。
ただ、プログラマカレッジは20代じゃないと受けられないので、29歳以下で少しでもプログラミングやプログラマー職種に興味があるのであれば諦めずにトライしてみてほしいです。
プログラマカレッジに興味がある方はもちろん、まだ決めかねているという方も、とりあえずオンライン説明会に参加してみるのもいいと思います!
ーーありがとうございました!
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オンライン無料説明会 | あり |
求人数 | 3,500社(5,000件以上) |
就職率 | 96.2% |
研修所 | 半蔵門 |
運営年数 | 9年(2014年4月オープン) |
運営会社 | インターノウス株式会社 |
公式HP | https://programmercollege.jp |
この記事で紹介したプログラマカレッジ卒業生の体験談が、あなたのスクール選びの参考になれば幸いです。
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